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2018/03/26 ブログ

水銀使用製品産業廃棄物

2017年10月より、水銀使用製品産業廃棄物に関し、廃棄物処理法施行令などが施行されました。今回の改正は行政の対応含め皆様バタバタとしているように思います。バタバタしているのは何故なのか、それは「水銀に関する水俣条約」と関係があります。


この条約の締結国が2017年5月に50か国に達し、規定の発効要件が満たされたため、その3か月後の8月に発効することになりました。もともと、平成25年の「水銀に関する水俣条約」の国連での採択を受け、水銀使用製品産業廃棄物の定義など平成27年改正で定められていました。しかしながら、今回の施行分については条約の発効と連動しています。関係する環境省令等の審議が平成28年6月から12月(パブリックコメントは同年10月から11月)、平成29年6月交付、10月施行というスケジュールなので、バタバタになるのも不思議なことではありません。


さて、蛍光灯の製造が中止になるのか、というご心配もあるかと思いますが、法的に禁止されているわけではありません。経済産業省でも、次のように解説しています。
http://www.meti.go.jp/main/60sec/2015/20151208001.html

 

ただ、今回の改正により、蛍光灯・水銀灯の処理費用に驚いた方が多いと思いますので、LEDに切り替える動きが加速すると、結局は製造する量は減っていくことになります。また、蛍光灯処理業者の方とお話しでは、蛍光灯処理という仕事があと何年続けられるかというカウントダウンだとおっしゃっていました。使用量が減り、製造量がへり、処理業者が店じまいとなると、処理費は高騰してしまうかもしれません。今は、第一に処理先を確保することが値段よりも大切に思います。次にLEDに切り替えていくのがよろしいのではないでしょうか。なお、名古屋市は家庭並みの排出量の事業者については、事業に伴うものであっても引き受けるそうです。


最後に蛍光灯処理業者さんがおっしゃっていた言葉をお伝えしたいと思います。「割れた(割った)蛍光灯はうちは取らない」と言っていました。今までのノリで粉々に割ってガラスくずのようにしてしまうと、行き先がなくなってしまうかもしれませんね。(割ってはいけません!)

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