産業廃棄物のマニフェスト管理
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2018/10/01 ブログ

産業廃棄物処理施設はスマートファクトリーになれるのか

先日、IoTを活用したスマートファクトリー実現に関するとあるセミナーに参加しました。スマートファクトリーという言葉、みなさんはご存知でしょうか。私は恥ずかしながらその講演で初めて耳にしました。これは、ものすごくシンプルに言えば「工場すべてをコンピュータネットワークでつなぐ」ということです。

 

ご講演なさっていたのは容器を製造されている製造業の方でしたので、毎度異なるものが搬入される産業廃棄物処理施設とは立場がずいぶん異なります。異なりますが、時代の進歩を改めて感じるとともに、どこまで産業廃棄物処理施設に生かせるのかを考えさせられる講演でした。

 

インバータという部品名は産業廃棄物処理施設でもよく耳にすると思います。ベルトコンベアのスピードを調整したり、破砕機の回転数を調整したりと数多く使用されています。例えば、このインバータから回転数をデータとして取得できれば、機械が遊んでいる時間など稼働率を計算できるようになります。インバータに限らず、情報が欲しいありとあらゆる場所にセンサーを取り付け、品質や状態をデータとして見える化し、その情報をもとにコンピュータシステムの下で様々な設備を連動して稼働させるのがスマートファクトリーです。

 

インバータのついている機器の多くにはPLC(シーケンサ)という自動化のための部品がついているかと思います。たとえば、「ホッパーの扉が閉まらないと回転させない」という制御にも使われています。このPLCが今ではネットワークでつながれたデータベースに直接データを書き込めるようになっているのです。機械の状況がパソコンで見られるといえばわかりやすいかもしれません。

 

破砕機のON・OFF情報をPLCで取得し、見える化すれば一日に何回破砕機が止まったかを知ることが出来ます。インバータと接続すれば、ただ止まった回数だけでなく、サーマル異常などの止まった理由もデータ化できるでしょう。さらにいえば、そのときの作業者が誰であったのかの名前を記録すれば、人が原因の障害も分かるかもしれません。


いきなり全てのデータをみえるようにというのは大変です。センサーをそれだけたくさん取り付け、それをネットワークでつなぐ必要があります。結果を見たり分析するためのソフトウェアも必要になります。それでも、可能なところからセンサーを取り付け、数値をデータ化して記録し分析を始めることは産業廃棄物処理施設の効率の向上に大きくつながるのではないでしょうか。

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