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2018/10/22 ブログ

臭い対策、悪臭防止

世の中のもの、すべてといってもいいと思いますが臭いがあります。人によっても感じ方が違い、ある人にとっては良いにおいであっても、別の人にとっては嫌な臭いになることもあります。産業廃棄物、特に汚泥や動植物性残さなどをお取り扱いの処理業者の方々でも対策に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。今回は悪臭について少し調べてみました。


悪臭を取り締まる法律として、悪臭防止法があります。他の公害関係の法律と同様、1971年に制定されました。制定された当初は、特定悪臭物質として定められた22種類の物質の濃度による規制でした。しかし、臭いを発生させる物質は40万種類以上とも言われ、特定悪臭物質の濃度規制だけでは悪臭を防ぐことは難しいという課題がありました。そこで平成7年に登場したのが「臭気指数規制」です。現在は特定悪臭物質の濃度規制と臭気指数による規制の2種類の規制があります。


 悪臭防止法は規制地域内のすべての工場、事業場が対象です。規制地域の設定は都道府県あるいは市によって決められます。睦システムのある名古屋市には臭気指数の規制がなく、物質の濃度規制だけです。愛知県は46市町村で臭気指数規制も取り入れられています。


 特定悪臭物質は、物質が特定されているので濃度を測定することが出来ます。しかしながら臭気指数は物質を特定していません。三点比較式臭袋法という、人間が臭気を判定する方法で指数を計算します。においのついた空気や水をにおいが感じられなくなるまで無臭空気(無臭水)で薄めたときの希釈倍数(臭気濃度)を求め、その常用対数を10倍した数値で表します。気になる方は、一度調べてみてください。


 悪臭が発生して苦情が出てしまったら、対策を講じなければなりません。臭いは元から断たなきゃ、とは言いながらも、臭いの対策は非常に困難です。産業廃棄物という不要物を取り扱う関係上、搬入の時点で臭いものも多いからです。


皆さんの対策をうかがってみたところ、毎日の「掃除」はかなり効果があるようです。もちろん、消臭設備を備え、臭いの発生源を負圧にして外に出ないようにすることも重要かと思います。しかしなかなかお金をかけられないという場合には、ぜひ毎日掃除してみてください。


消臭剤を使っているというお話もよく伺います。これは、臭いとの相性がよければ非常に効果があるようです。ただ、消臭剤といっても「マスキング」タイプの物など消臭剤そのものが強い香りを持っている場合があります。どのような臭いに向いているのか、など十分にメーカー様にご相談の上ご利用になるとよいかと思います。


そもそも、昔は処分場の周りには何もなくて、あとから住宅地になって苦情が出てきたというケースが結構多いのですけどね…。

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