産業廃棄物のマニフェスト管理
販売管理・収集業務のシステム開発

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2020/09/01 ブログ

IT導入について

IT-donyu未だコロナウイルスの感染拡大が収まりません。自粛などにより消費行動が大きく変化し景気が悪化する中、廃棄物の量も減少したのではないでしょうか。


交流のある廃棄物事業者様とお話をしていると、やはり事業系一般廃棄物はかなり減ってしまったようです。レストランなどの外食産業が厳しく、結果生ごみなどの排出が激減していると思われます。同じ食品であっても、産業廃棄物系の食品廃棄物はそれほど減少していません。これは、皆様が家で過ごすために食料品をスーパーで買うことが増え、メーカーもこれまで以上に生産を行ったことが理由です。
 
景気の回復が見込めない中ですので値上げ交渉も厳しく、かといって処分費などの外注費の値下げ交渉もそう簡単ではありません。処理機械を動かさないわけにはいかず、現場の作業員など社員の数もなかなか減らせません。今頑張ってくれている社員やパートの皆さんの生活を支えていかなくてはなりません。そうはいってもなんとか業務改善を、という思いをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこでご提案したいのが、ITあるいはICTと言われるコンピュータシステムの導入です。なぜ導入をお勧めするのかという理由をいくつかご説明します。もちろん、コロナウイルスの感染拡大の中、テレワークなど感染予防対策にも活用されていらっしゃることと存じますが、今回はそれ以外の点、基幹業務などにITを導入する件について書きたいと思います。

 

まず、やはりコストダウンです。効率を上げて必要な人員を減らすことが出来ます。たとえば、マニフェストの処理に必要な人数を今までよりも1人減らすことができるかもしれません。減らすことのできた人員を営業支援に回すなどできます。また、時間外労働を減らすこともできるでしょう。

 

ただ、そんなコストダウンだけではもったいない。ITを導入することで強い会社になれる可能性があります。


たとえば、お客様の売り上げ管理です。ただ請求書を出すための手間が省けるというだけではありません。たとえば、前月或いは前年同期比で売り上げの急減したお客様のリストを自動で作成する機能をITで作り営業をかけることが出来れば、他の業者にお客様を取られるまえにフォローアップすることが出来ます。見積書を写真と一緒に管理できるシステムを作れば、どんな状況・理由で単価を設定したのかが管理できます。取引開始の時は分別することが条件だったのに知らぬ間に混合廃棄物になっていた…なんてことは無いでしょうか。


また、アームロール(フックロール)のコンテナの管理もITで行ってはいかがでしょう。お客様の要請によりコンテナを設置したまま交換なく3か月たった…であったり、コンテナを設置したらゴミ箱代わりに使われて回収は他の業者がやってた…とか、コンテナそのものが行方不明になった…とか。そのようなことも、ITなら色々なことが出来ます。1か月間動きのないコンテナのリストを出して営業をかけるなんてことが出来るかもしれません。


従業員管理にも利用できます。収集運搬業者様であれば、アルコールチェッカーとタイムカードの機能をICカードや静脈認証と組み合わせシステム化すれば、飲酒運転というリスクをヘッジすることが出来ますし、排出事業者様に対するアピールにもなります。GPSを車両に取り付ければ、緊急の仕事でも付近にいる車両を配車できたり、だれがどこで休憩しているのかもよくわかります。「収集運搬の仕事が終わり次第、土場で選別してほしい」と思っていても、なぜか運転手さんはみんな夕方ちょうどいい時間にしか帰ってこない…なんてことありませんでしょうか。

 

社内にパソコンの詳しい方がいればExcelやAccessで管理することもできるでしょうが、そのような方をその業務に縛り付けておくのはもったいないと私は思っています。お金ないから自社で開発するというかたもいらっしゃるかもしれませんが、それもかなり大変です。どのようなシステムを作りたいかという部分は自社でしっかりお決めいただき、実際のプログラムなどはやはりソフトウェア開発会社にお任せいただくのが良いと思います。


コロナウイルスのマスクで話題となった(?)一般社団法人サービスデザイン推進協議会が経済産業省から受託している業務のなかに「IT導入補助金」というものがあります。費用の1/2、最大450万円の補助金がでます。ぜひ一度ご検討されてはいかがでしょうか。ちなみにですが、これは自社開発(AccessやFilemakerを買って自分で作る)にはお金が出ません。

 

最後になりましたが、みなさまどうぞご安全にお過ごしください。

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