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2021/04/01 ブログ

電源関係に注意しましょう。

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先日、とある企業様のパソコンの入れ替えが決まりました。パソコンの進化により、価格の安いエントリーモデルでも処理スピードが高速です。高機能なものを長く使うという考え方もありますが、パソコンはやはり新しいものが快適です。

 

パソコンの入れ替え方針はそれでよかったのですが、事務所の床を見るとタコ足配線がすごいことに。デスクトップパソコン1セットで最低でもディスプレイと本体で2つのコンセントが必要です。それ以外にもプリンター、スマートフォンの充電用、外付けハードディスクやハブ等のネットワーク機器、とにかく電源不足になりがちです。今回の事務所で一番コンセントの数が必要だった場所は、なんやかんやで12個コンセントが必要でした。


それを解消するためにテーブルタップ(延長コード)でコンセントの数を増やされていたのですが、どうしてもタコ足になってしまいますよね。タコ足配線は火災の危険もありますので、改めて確認をしていきたいと思います。(事務所内の100Vを前提としています。)

 

まず、コンセントの増設が出来ないかを検討してみましょう。床などに埋め込まれたコンセントを増やすのはなかなか大変ですが、壁のコンセントはそれほど難しくありません。たとえば、2口のコンセントを4口に増設するなど。もちろん、ブレーカーの容量であったり、どのような機器を繋ぐかによって影響が出る場合がありますので、電気工事店に十分相談してから行ってください。なお、コンセントにも耐用年数があります。10年とされていますが、プラグがしっかり刺さらないなど症状が出てきた場合には早めに交換しましょう。

 

テーブルタップを使用する場合ですが、容量に注意しましょう。テーブルタップは1500ワットまでです。2012年の電気用品安全法の改正により技術基準が定められました。ですので、あれやこれやとテーブルタップにつないでいると、知らぬ間に1500ワットを超えてしまいます。事務所内のブレーカーのほうがテーブルタップよりも容量に余裕があるので、1500ワットを超えても電気製品などが使えてしまいます。テーブルタップが高温になり発火する可能性もありますので、使用する電力には十分配慮するようにしてください。例えば、液晶ディスプレイとデスクトップパソコンの組み合わせですと、100ワットから200ワット程度です。負荷の高い処理などを行うとたくさん電力を消費しますし、それほど負荷のかからない処理であれば電力をあまり消費しませんので、目安としてください。派手な3Dゲームなどをやると負荷が高いのでたくさん電力を使用しますが、職場ではおそらく3Dゲームやらないと思いますので…。やりませんよね?


いずれにしても、テーブルタップに更にテーブルタップを繋いでパソコンを10台なんてことをしていると容量をオーバーして大変危険ですのでおやめください。
テーブルタップの耐用年数は5年未満と考えてください。使われている環境によっては3年など早い段階でケーブルが固くなったりするなど交換時期が来ます。使えるからまだいいだろうと思いがちですが、それほど高いものではありません。こまめに新しいものと入れ替えてください。意外と耐用年数は短いのです。


あと気を付けていただきたいのは、ホコリです。棚の後ろや机の下など埃の溜まりやすい場所にテーブルタップが転がっていませんか?プラグとテーブルタップのつなぎ目にほこりが溜まるとトラッキングといってホコリに電気が流れて発火することがあります。また、プラグの刺さっていないコンセントの穴にホコリが入り込んでしまい悪さをすることもあります。プラグがぐらついて隙間ができやすくなっていれば、テーブルタップやプラグを交換するようにしましょう。テーブルタップの使われていないコンセントには「コンセントキャップ」というフタを買ってきてフタをしていただくか、シャッター付きのテーブルタップに交換しましょう。


なお、ケーブルものは何でもそうなのですが、束ねて使ってはいけません。テーブルタップの場合であれば発熱の危険性が高まります。適切な長さのテーブルタップを用意して、束ねなくてもよいようにしてください。

 

パソコン本体の電源にも耐用年数があります。メーカーの製品であれば、メーカーの定める耐用年数に注意してください。自作パソコン用に売られている電源ですと、早いものだと5年未満で交換したほうが良いものもあります。また、停電時の電源(UPS)にも耐用年数があります。バッテリーが劣化するからという理由ではありません。本体の経年劣化を考慮した年数です。APC(Schneider Electric社)製であれば5~6年とされています。


発火するという重大事故の防止はもちろんですが、重要データの保護という観点からも耐用年数には十分注意してください。

 

電源関係については、「5年」が一つの目安です。もちろん、使用環境によって2年や3年ということもあります。パソコンがリースなのであれば、そのタイミングでテーブルタップなど一通り更新しておくとよいのではないでしょうか。ついつい、「まだ使えるからもったいない」と思いがちですが、古いものを使い続けることは将来の大きなリスクであることをご認識いただきたいと思います。

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