産業廃棄物のマニフェスト管理
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2022/05/02 ブログ

ゴルフ

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産業廃棄物処理業者の皆さんの中でも、お好きな方は多いのではないでしょうか。ゴルフ。私はもともとゴルフはやっていませんでした。テレビで見る分にはスポーツはなんでも好きなのですが、運動部に所属した経験がないこともあってスポーツをするのは苦手だったからです。


ただ、やはり産業資源循環協会会員の方々とのお付き合いの中で、ゴルフをご一緒する機会が増えてきました。参加するたびに最下位なので、コロナ禍でコンペがないうちに練習しなくてはと思い、今頑張っているところです。

 

ということで、今回は産業廃棄物の視点からゴルフを見てみたいと思います。

 

廃棄物種類には一部ですが業種による部分があります。ですので、ゴルフ場は業種としては何になるのか確認してみたいと思います。産業分類を見ますと、ゴルフ場は

大分類 N-生活関連サービス業,娯楽業
中分類 80娯楽業
小分類804 スポーツ施設提供業
8043 ゴルフ場

に該当します。また、練習場は同じ分類の「8044ゴルフ練習場」に該当します。ものすごくざっくり申し上げると、サービス業ですので業種が廃棄物種類に影響を与えることはありません。

 

ゴルフ場やゴルフ練習場ではどのようなものが使用されているのでしょうか。


芝生は天然芝であれば一般廃棄物になります。人工芝ですとプラスチック製と思われますので、素材をネットで少し検索してみました。ポリプロピレンやポリエチレンなど石油製品のようでした。もし天然ゴムを使用しているものがあれば、廃棄物種類として「ゴムくず」を加える必要があります。

 

練習場でよくあるネットも廃棄物種類としては当然廃プラスチック類に該当します。技術が進歩する中でいろいろな素材が使用されているようで、ナイロン、ポリエチレン、ポリアリレートなど様々な材料が使用されています。

 

ゴルフボール、何百年も前にゴルフという競技が始まったころは、外が牛皮、中には羽毛が詰め込まれていたようです。その後ゴムを使用したものが開発されるなど改良が重ねられ、今はさすがにプラスチック製で、ソフトウレタンなどで合成樹脂を包み込んだものになっています。したがって廃プラスチック類ということになります。てっきり糸巻きボールなのかと思っていましたが、それは野球の硬球の素材でした。


野球の硬球は、「コルク、ゴムまたはこれに類する材料の小さい芯に糸を巻きつけ、白色の馬皮または牛皮二片でこれを包み、頑丈に縫い合わせて作る。」のだそうです。
プロ野球球団は日本産業分類で行くと

大分類 N 生活関連サービス業,娯楽業
中分類80 娯楽業
小分類 802 興行場(別掲を除く),興行団
細分類 8025 演芸・スポーツ等興行団

に該当しますから、野球のボールを廃棄するときは一般廃棄物、つまりは燃えるゴミになると思われます。軟式野球のボールはゴム製ですので産業廃棄物に該当する場合にはゴムくずになると思いますが、バッティングセンターぐらいですかね・・・・

 

ゴルフには絶対必要なもの、ボールのほかにはクラブがありますね。とあるゴルフ漫画では木製のドライバー1本だけでゴルフをプレーするという特殊なケースがありますが、この場合は一般廃棄物になりますね。それ以外については、間違いなく該当するのは金属くずでしょう。


しかしながらゴルフに限らず、最近のスポーツ用品にはカーボンが使われています。ゴルフですとカーボンシャフトといわれ、クラブの棒の部分です。


カーボン、この単語単体でみますと、「炭素」です。廃棄物種類を調べてみても、カーボンは「燃え殻」に該当するとされていました。ただしシャフトの場合は異なります。ゴルフのクラブで使用されているのは炭素繊維、カーボンファイバーです。CFRP(炭素繊維強化プラスチック)と呼ばれていますので、廃棄物種類としては「廃プラスチック類」とするのが正解だと思います。


コピー機などで使われているトナー、こちらは炭素があまり使われていないものが多いようで、その成分の代表は廃プラスチック類です。(加熱して溶けることで紙に印刷されるから)
廃棄物種類として燃え殻と判断するケースはほとんどないと思います。汚泥に分類されることが多いのではないでしょうか。

 

コロナ禍であっても、屋外スポーツであるゴルフは結構人気なようです。みなさん車を運転したときにはビールを飲みながらゴルフしたりしないでくださいね。

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